やっぱりレクは楽しい!

コロナウイルスも人を選ぶ?

11月27日、岡山県レクリエーション協会主催の「#Enjoyレクセミナー」という若手育成事業へ参加してきました。

コロナの影響で予定していたけど参加できなかった人が何人かおり、12月の次回はコロナウイルスの影響なくみんな参加できればいいのですが……。

幸い企画の主だった面々や司会進行役の私はコロナウイルスとは無縁で、無事に開催することができました。

レク関係の方々はいつも元気ハツラツなのでウイルスも近付き難いんじゃなかろうか、というのは私の勝手な想像ですが、あながち間違ってもいないのではと思っています。

レク界も高齢化が大きな課題

日本では少子高齢化が大きな社会問題となっていますが、岡山県レクリエーション協会もレクに積極的に関わる人たちも若い世代が圧倒的に少なく、核となって動いているのは60代以上の方々。

その世代はパワフルでまだまだ活躍できそうだし、いつまでも元気に指導いただきたいところですが、そこに頼っているばかりでは何年か何十年先にはレクリエーション自体が衰退してしまう。

だから自分が何とかという訳ではないのですが、40代後半と正直若くはありませんが諸先輩方から見れば子供くらいの若手である私にできることがあれば最大限協力していきたいと思っています。

リアルなコミュニケーション

インターネットやスマホの普及、さらにはウイルスの世界的な感染拡大で何でもオンラインが当たり前の時代に。

便利だし人との接触機会も減らせるのはいいんだけど、本当にこれでいいんだろうか?

文字だけのやりとりや、画面越しの会話も会話だけど、何かが足りないような気がしてなりません。

現にコロナで自粛を余儀なくされたりリモートワークが増えたりしてから日本ではうつや自殺者が増加したと聞きますし、何かがおかしくなっているのは間違いないのでしょう。

 

スマホやパソコンでいつでも誰とでも簡単に繋がれ、コミュニケーションはとっている。

なのにコロナ禍でうつや自殺が、オンラインが当たり前の世代でも増えているというのには驚きました。

 

やっぱり人間にはオンラインだけじゃなく、リアルなコミュニケーションが必要なんでしょうね。

楽しませ上手じゃなく楽しみ上手になろう!

くるっと回って話は昨日のレクセミナーに戻ります。

レクの大先輩方と一日過ごして気付いたのは、楽しませ方はもちろん、楽しみ方が上手だということ。

どんなことでも積極的に楽しめる方々と一緒にいると、こっちまで勝手に楽しくなってしまう。

つまり、楽しみ方が上手な人は自然とその場の空気を楽しくできる人なんだと強く実感させられました。

 

レクリエーションに関わるまでは、人が集まる場面などで、どうすればその場の雰囲気を楽しくできるだろうと悩むこともありましたが、自分が積極的に楽しめば自然と伝染していくんだとわかり、ずいぶん気持ちが楽になりました。

マンカラとロバン

昨日のセミナーでは、司会進行の他にもう一つ私には役割がありました。

日レクサイトのレクぽやレクゲームを紹介してくれる講師やディスコンを体験させてくれる講師に交じり、マンカラとロバンというボードゲームの体験提供が私のもう一つの役割です。

 

これらは私が今年度受講した県レク主催の「心と体の元気塾」で、受講仲間にも遊んでもらったらなかなか好評でした。

ちなみに美作市の地域おこし協力隊として企画し、毎週定期的に開催している「あそびば美作」でも楽しむことができます。

 

マンカラは紀元前から世界中で親しまれている遊びで、ロバンは超簡単なルールで見た目もかわいい、どちらも誰でもすぐ楽しめるレクリエーションにおすすめのゲームです。

こんなときだからこそのレクリエーション

「コロナが落ち着かないのに集まってレクリエーションなんて」そんな風に考える方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに家で過ごすよりはコロナの感染確率は上がるかもしれません。

 

しかし、ワクチンを打ってても感染を防げるわけでもないし、レクで集まらなくてもどこかで感染する可能性は誰にだってあります。

 

ならば、コロナを恐れるあまりリアルなコミュニケーションを絶って心が病んでしまうよりは、楽しく交流して自己免疫力をアップさせた方がよっぽど健康的でよっぽど心と体のコロナ対策として効果があると私は思うのです。

 

笑う門には福来ると言いますが、その笑いを生み出すのに最適なのがレクリエーション、なんじゃないかなぁ~って信じてこれからも行動していきます。

 

最後に。

 

#Enjoyレクセミナーを企画され、昨日誰よりも楽しまれていたレクの大先輩の帰り際の一言を紹介します。

 

「やっぱりレクは楽しい!」